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整形外科での薬物療法と手術について

主なお薬について解説しています。

NSAID(非ステロイド消炎鎮痛剤)

インドメタシンやロキソニンやボルタレン座薬などです。

非ステロイド系の消炎鎮痛剤は痛みの緩和に有効的でありますが、中に には数年にわたって飲み続けている患者さんもいるので効き目がない、副作用等の症状があらわれたら早めに医師や薬剤師に相談 しましょう

ビタミン薬

主なものではビタミンB12、ビタミンB1、ビタミンB6などです。

この薬は副作用等も少なく炎症の生じている神経回復し代謝をうながすのに有効であるとされています

循環改善薬

プロスタグランジン製剤などは、血管を拡張させ循環を改善し炎症をおさえ、血液の固まり制御する働きがあるとされます。

筋弛緩剤

筋肉の緊張や張りを 鎮め、血管を拡張して血流を改善する働きもあります。

筋肉の弛緩剤は痛みに対する感受性を低下させる働きもあります。

神経ブロック注射

神経根ブロック、坐骨神経ブロック、硬膜外ブロック注射 など、痛みのくる神経回路を麻酔剤で遮断してしまいます。

但しブロック注射は一時的な効果しかない場合が殆んどで、徐々に効果が薄れてきます。

そのため注射の量を増やしたり、注射の期間が短くなったりする例が多い大半です。

外用薬

貼り薬はインドメタシンやケトプロフェンというような抗炎症薬を主成分とするものが多く、痛みが酷い場合はボルタレン等も処方されています。

外用薬の副作用は飲み薬に比べれば低いのですが、元来より皮膚の 弱い患者さんや、長期間の外用により、かぶれ等生じる場合があります。

手術療法(ヘルニア)

中間的療法

近年では主流になりつつあるレーザー手術に経皮的レーザー髄核蒸散術があります。

経皮的レーザー髄核蒸散術は皮膚の上から数ミリの針を刺して椎間板内の髄核にレーザーを照射します

レーザー熱の神経への影響など問題もあります。

経皮的髄核摘出術は腰部の外側から椎間板に達して、小さな穴から髄核を切除する方法です。

除圧術

神経への圧迫を取り省く目的のLOVE法があります。LOVE法は椎間板ヘルニアに一般的な施される手術法で顕微鏡下で行われています。

腰部脊柱管狭窄 症や脊髄腫瘍では椎弓切除や拡大開窓術、椎弓形成術なども実施されています。

固定術

腰椎の不安定が原因の腰の痛みななどに適応とされます。

後方固定術、後側方固定術、前方固定術など多様な方法があります。