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東洋医学のツボ

人体に点在するツボを活用する事で全ての痛みが消えるわけではありませんが、 自然治癒の妨げになることなく、自らの力を効率的にに引き出すのが東洋医学の考えであります。
腰痛に有効と言うはれるツボを手先指先で軽く揉み解していきます。

腰臀部や背中にあるツボ

背中には多くのツボがあります。

腰は東洋医学では生命の源と考えられている腎と密接な関係があります。

背中や腰を圧してて気持ちいいところや違和感を感じるところを重点的に揉み解しましょう。

腎兪(じんゆ)

腰椎の2番、3番の間で背骨から指3本分くらい離れたとこでです。ちょうどウエストの一番細い ところから少しうえくらいが目安です、押えて圧痛があるところが腎愈になります。

大腸兪(だいちょうゆ)

左右の骨盤の上端を結ぶ 線(ヤコビー線)で背骨から、指3本分くらい外側になります。便秘や下痢などにも使用されるツボです。

志室(ししつ)

腎兪穴のから外側に指3本分くらいのところで、内側に押えると圧痛が生じるところが志室ツボです。

お腹にあるツボ

意外に感じるかもしれませんが、お腹にも重要なツボが多く存在 します。

代表的なものが天枢(てんすう)ですが、他にも押えてみて圧痛がある、または気持ち良く感じるところから始めてみてくだ さい。また、お灸も有効です。

天枢(てんすう)

お臍の真ん中から 指3本外側です、消化器系の疾患などによく用いられるますが、腰の痛みにおいても著効を示す場合があります。

中間(ちゅうかん)

ヘソから上にあがる真ん中のラインで、みぞおちとヘソ の真ん中にとります。 中間は天枢穴と同様に消化器系の疾患 などに多用されています。

手先にあるツボ

手のツボは、患部を直接刺激しないで遠隔部から効果をあげる方法です。

手先には重要なツボが密集しており、特効ツボも手の甲にあります。

腰腿点(ようたいてん)

手の甲に2箇所あり、一つは人差し指と中指の間で、もう一つは薬指と小指の間にあります。
この間はどこを おさえても痛いのですが、特に痛みを感じるところに親指で骨と骨の間に押しむ感じて指圧します。
急性腰痛などに効果的な特効ツボでもあります。

足にあるツボ

足先も手先と同様にツボが密集しています。
その中で下肢にあるものをご紹介致します。

何れもはよく使用されますので、指圧のによる刺激かお灸などで気軽に始めてみてください。

昆侖(こんろん)

外側くるぶしの高さで、アキレス腱とくるぶしの間にとります。大腸経と呼ばれる気の流れるラインに属し、下肢痛や頭痛などにも使用されます。

中封(ちゅうほう)

内側くるぶしの手前にある凹みの部分、腰の他に精神的な疲労やストレス過多などにも幅広く使用されています。

太衝(たいしょう)

足の甲にあるツボで足の親指と足の人差し指の間の上部で、親指と人差し指が二股に分かれているところ。

のぼせ、頭痛 ストレス過多など幅広く使用されています。