尾骨・お尻の先端の痛み
女性に多くみられ、単にお尻の先の痛みとか言はれる事もあります。
仙腸関節の動きの低下でその周りの筋・靱帯が緊張します
どうして痛むかは、先天的に尾骨が出っ張り刺激を受けやすい方や、お尻に外傷の経験のある方などに痛みを感じる事が多いと考えられています。
しかし、外傷や先天的な変位とは全く関係無しに痛みを訴える患者さんもいます。
また、長時間、デスクワークなどで座りっぱなしの人も痛みを感じやすいとされますが実際には骨盤の歪みに 起因している例が大半である事が当院の臨床経験からも判明しています。
では、どうして骨盤と尾骨が関係しているのか不思議に思われるかもしれませんが、 簡単にご説明すると、仙腸関節が捻れによる正常な関節運動ができなくなると様々な症状がでてきます
尾骨尖端に痛みを感じるのもその中の 一つで、仙骨には多数の靱帯や筋が付着し、その下部にも強靭な靱帯が付着しています。
この強靭な靱帯は仙骨と大腿骨あるいは寛骨と連結し、安定的な運動を補助しているのですが、 片側の骨盤変位や仙腸関節の運動低下は連結している靱帯に過度の緊張をもたらす結果になります。
この緊張が長期化することで靱帯は肥厚し炎症が起こります。
靱帯や筋の炎症を二次的にお尻の先の痛みとして感じているのです。
施術法について
通常、尾てい骨痛に対して外用薬や消炎鎮痛剤、座薬なども投与されますが、もともと血液の循環がよくない場所などで消炎鎮痛剤、ブロック注射の効果は限定的と考えられ、尾骨の器質的な異常がない限り骨盤を触ることで緩和もしくか完治が見込めます。
上述のように仙腸関節の滑走不全で生じますので、正常な滑走を取りも度せば改善されます。
仙腸関節の軽度のロッキングが多いために、仙骨側からのソフトな手技と、仙骨~後頭骨の緊張を緩める方法で治ります。
頭部や頚部へ鍼灸をすることで全身の血流を改善され、頭蓋底の圧迫を省きます。
当院では、鍼灸と骨盤の矯正併用施術をおこなっていますので、軽症なら一回、やや重症でも数回で改善されます。
主症状はお尻の先の痛みです。
その他の仙腸関節のロッキングでは、腰の痛みや、臀部の違和感や足の突っ張りなどの症状が現れたりもしますすが、それらについて対応が可能です。
女性に多い尾骨の先の痛み
定説では座りっぱなしの女性に尾骨の痛み多いとされますが、実際には立ち仕事の人にもよくみられます。
お尻の先の痛みが殆んどが骨盤の捻れ、仙腸関節のロッキングが原因でありますので、 病院で特に異常がみつからないようなら、骨盤の歪みを解消する事で完治もしくは改善します。
どうして、骨盤が原因なのかは上述の通りですので、もし、いつの間にか知らないうちにお尻の先が痛み出した、病院でも異常は特に見当たらない場合は、遠慮なくご相談ください。
お尻の先に触れず、周りの筋肉にも触れず、仙骨と呼ばれる骨を少し触るだけで、仙腸関節のロッキングやネジレが緩むために、痛みが緩和します。
ロッキングが長期化している例では、仙骨を触っても一時的で、再発を繰り返しやすいため アプローチの仕方を変えて行う必要があります。
通常は仙骨からのソフトな手法で殆んど 解消できます。
当院では骨盤の矯正と鍼灸で施術にあたります。